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神智学 教えの紹介(3―4)
『神智学とは何でしょうか』
もしあなたが、神智学徒に、「神智学とは何ですか」と尋ねれば、様々な答が返ってくるでしょう。
何人かの神智学徒は、神智学とは人生に意味と目的を付与する世界観であると言うでしょう。他の神智学徒は、神智学とは、古代の智慧であり、有史以前から私達とともにある霊的哲学であると言うでしょう。また他の神智学徒は、神智学とは無私の奉仕を通して平安と理解に至る道であり、人生の方法であると強調するでしょう。
神智学とはこれらのすべてのことであり、それ以上のことがらも含むものです。
神智学はすべての生命の統一と相互関係を強調する世界観と地球上のすべての人々が基本的に一つであること強調する世界観を提供します。神智学は理解されるための哲学であって、盲目的に受け入れられるべきものではありません。
神智学の概念と思想の多くがある意味ですべての世界の主要な宗教に見受けられますが、神智学は、宗教ではありません。神智学は宗教それ自体であり、本当の宗教の本質です。時間に古代。透視家や賢者によって述べられてきました。ゆえに神智学は、大古の智慧、不朽の智慧、智慧の宗教、智慧の教え、不朽の哲学と呼ばれてきました。
○シークレット・ドクトリン(秘密主義)
神智学のすばらしい概要は、神智学協会の共同創設者の一人、ブラヴァツキー夫人による1888年の『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』の出版によって世の中の広められました。
その『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』という内的な智慧の源泉の本において、著者のブラヴァツキー夫人は、彼女と同時代の哲学者、科学者、思想家と同じく、プラトン、孔子、仏陀、イエスのような古代の賢人の言葉を引用しました。ブラヴァツキー夫人は、これら賢人の言葉や他の資料からの引用文を、自らの作品というつづれ織りを織るために共に引き寄せ織り成して、内面からの導きによって宇宙を知性と霊と神性が浸透しているものとして描きました。
ブラヴァツキー夫人は、私達、人間を将来の進化の周期を通して開花する広大な潜在力を持った地上の性質と神性な性質をもったものとして描きました。ブラヴァツキー夫人は我々人間の七重の性質を、感情、具体的思考と抽象的思考、直観的洞察、慈悲、霊的合一の理解、霊的意志などのより高度な表現を発達させる能力として描きました。
ブラヴァツキー夫人は、私達を取り巻く物質を越えた世界を可視の物質世界に浸透しているもので、この物質を越えた世界から知性とエネルギーが私達やすべての自然に働きかけていると記述しました。ブラヴァツキー夫人が『シークレット・ドクトリン(秘密教義)』を著して以来、神智学の多くの著作が書かれました。しかしどの作品も神智学的世界観の基本原則の開示としてより完全でより深遠なものではありませんでした。
○神智学の世界観
神智学は、私達と世界が進化するごとに霊と意識の潜在力を開花させていくものであると描くことによって、人生の目的への私達の熱望を満たしてくれます。神智学は、すべてのものの源泉であり常に神性な生命の一部分である私達の個々の中にある火花について言及し、私達の自分はより大きな何かに属しているという欲求を満たしてくれます。
神智学は人生の見かけ上の不平等を、調和とバランスの法則で、自分の行動の結果を自分に返して私達を教育するカルマの法則(因果応報の法則)の結果であると説明します。神智学は、霊的完成に向かって成長するために多くの生涯が連続しているというような私達の見方を拡大します。
○神智学における生活様式
神智学における生活様式は、暗黙の内に示されています。私達神智学徒は、ほかのすべての者との私達がひとつであることを理解することから行動し、そして直観、理解、洞察、愛、慈悲、慈善への私達の高級な潜在力を目ざまさせるよう努力します。
神智学は、学習研究により自らの知性を伸ばすこと、また他者を理解し触れ合うことによって自らの心を大きくすること、そして有益な仕事と利他的な奉仕を通して自分の実践的な技術を向上させることを推奨します。神智学は、私達の自省と自己の目覚めを促します。そうして私達は自分の人格を浄化し改善する方法と、私達人類を通して自らを表現しようとする神性な生命に向かう途上での障害を乗り越える方法を理解するのです。
神智学の学習は、私達に瞑想をするように促し、その結果、私達は精神と感情を静めることができ、私達の本質であり、すべての存在の中心である意識のより深い核心を感じることができます。神智学の基本は合理的で、理解することが容易です。しかし神智学には、私達の直観の発達にかかわり、探求する者にとっては一生かかって研究することが必要な深い部分もあります。
誰もが、自然やほかの人達と調和して生きるように努力することにより、いつでも神智学の生活を送り始めることができます。しかし、神智学が指し示す霊的発達の道は、私達のより高い霊的潜在力を開花させることができる状況である、通常の人間の概念を越えた高いところにまで続いています。
ゆえに、神智学が現在を生きるためものであり、そして制限を越えて成長するための哲学を提供するものなのです。
以下の本を購入するか借りることをお勧めします。
さらに学ぶための推奨本。
『神智学の鍵』 ブラヴァツキー著 竜王文庫
『神智学のすべて』 ジェフリー・ファージング 著(未邦訳)
『古代の知恵と現代の洞察』 シャーリー・ニコルソン著(未邦訳)
『秘教の智慧の基礎概念』 アンナ・ケネディ・ウイナー著(未邦訳)
『生命 あなたの大いなる冒険』 ユーニス、フェリックス・レイトン共著(未邦訳)
『神智学の教科書』 リードビーター著(未邦訳)
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