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神智学協会は、1875年11月17日に米国のニューヨークにおいてブラヴァツキー夫人とオルコット氏らにより設立されました。その後1879年に神智学協会の国際総本部はインドのマドラス近郊のアデイヤールに移されました。、1950年4月13日にインドにて法人組織となりました。神智学協会の目的を以下に記します。
神智学協会の目的
人種,信条,性別,階級,皮膚の色の相違にとらわれることなく,人類の普遍的同胞愛の中核となること。
比較宗教,比較哲学,比較科学の研究を促進すること。
末だ解明されない自然の法則と人間に潜在する能力を調査研究すること。
神智学協会は,既成宗教に所属する,しないにかかわらず,神智学協会の目的を承認することによって結合した学徒から成ります。すなわち宗教的敵対を取り除こうとする願い,宗教的見解がいかなるものにせよ,善意の人々を糾合しようとする願い,宗教的真理を研究し,その成果を他人に分かち合おうとする望みによって結合した研究者から成ります。
神智学協会の会員達を結びつけるきずなは,共通の信仰の告白ではなく,真理に対する研究と熱望を同じくする点にあります。
真理は研究,熟考,清純な生活,高い理想への献身によって求めるべきものです。真理は権威によって教条として押しつけられるものではなく、各人が努力して求めるべきほう美であると我々は考えます。信仰は各人の研究ないし直感の結果であり,前提ではなく知識に基づくものであって,主張に基づくものではありません。
私達はすべての人々,不寛容の人々に対してすら寛容の手を差しのべます。これは恩恵として行うのではなく義務として行います。私達は人々の無知を取り除こうと努めますが,罰しようとしません。神智学協会の会員はあらゆる宗教を神智の表現と見,他宗教を非難することよりも研究し,改宗を強いることより礼拝することを選びます。平和は私達の合言葉であり,真理は私達の目的です。
神智学は、すべての宗教が根底に形成する真理即ち一宗教の排他的専有物ではない一群の真理です。神智学は生活を知的なものとする哲学,進化を導く正義と愛を証明する哲学を提供します。また,死を無限の生命の中でくり返されるできごと,つまりより充実した輝しい存在への門口を開くできごとと解釈して,死の正当な意味を教えます。
神智学は霊の科学を世界に復興させるもので,霊こそ人間そのものであり,心と肉体は霊の召使であると教え,諸宗教の教典や教義のヴェール(おおい)の下にかくされた意識に光明を与えて、直観知でその教典や教義を正当化すると共に,知性の法廷でそれらを正当化します。
神智学協会会員は,これらの真理を研究し,神智学徒はこれらの真理を実践することに努めます。研究心をもつ者,寛容であろうとする人,高い理想をめざす者,辛抱強く働こうとする人は誰でも会員として迎えられます。
真の神智学徒となるか否かは,会員各自の努力によります。
神智学協会(ザ・セオソフィカル・ソサイアティ)活動年表
1875年 神智学協会、ブラヴァツキー夫人とオルコット氏により米国ニューヨーク市にて設立。
1878年、ブラヴァツキー夫人とオルコット大佐は、インドに向けて、ニューヨークを出発する。
1879年、ブラヴァツキー夫人とオルコット大佐は、初めてインドの地を踏む。
1879年 神智学協会の国際機関誌『神智学徒(セオソフィスト)』(英語版)インドにて発行開始。
1881年、神智学協会の第一回総会において、神智学協会の三つの目的が採択される。
神智学協会の目的
人種,信条,性別,階級,皮膚の色の相違にとらわれることなく,人類の
普遍的同胞愛の中核となること。
比較宗教,比較哲学,比較科学の研究を促進すること。
末だ解明されない自然の法則と人間に潜在する能力を調査研究すること。
神智学協会の歴代会長(在任期間)
オルコット初代神智学協会会長 (1875―1907年) (米国出身、男性)
ベサント第二代神智学協会会長 (1907―1933年)(英国出身、女性)
アランデール第三代神智学協会会長 (1933―1945年)(英国出身、男性)
ジナラジャダーサ第四代神智学協会会長(1946―1953年) (スリランカ出身、男性)
シュリ・ラム第五代神智学協会会長(1953―1973年)(インド出身、男性)
ジョン・コーツ第六代神智学協会会長(1973―1979年)(英国出身、男性)
ラーダ・バーニア第七代神智学協会会長(1980―2003年(インド出身、女性)
神智学協会ニッポン・ロッジの歴史
日本において神智学の教えは、明治、大正時代には、宇高兵平氏が、今東光氏が神智学書籍を翻訳出版する活動をによって広まりを見せた。1920年代以降、神智学および神智学諸派の教えを学んだ三浦関造氏は、自らの団体として綜合ヨガ・竜王会を主催し、神智学および神智学諸派の教えを広め、神智学書籍『沈黙の声』の翻訳活動もおこなった。
1971年、田中恵美子氏は神智学を日本に普及させるべく尽力し、自らの主催団体、綜合ヨガ・竜王会の内部に、内部部門として神智学協会ニッポン・ロッジ(日本支部)を形成した。田中恵美子神智学協会ニッポン・ロッジ初代代表は、数々の神智学論文の翻訳活動と、多数の神智学書籍の翻訳活動を行い、また神智学の講演活動、学習集会活動が 綜合ヨガ・竜王会の活動の一部として全国各地でおこなわれ、神智学の教えは、日本の精神世界探求学徒の間に広まった。その後、中里誠吉氏による神智学書籍の訳書がたま出版、出帆新社から翻訳出版され、その他の神智学書籍の訳書も、平川出版社、ちくま学芸文庫から出版され、神智学協会の推奨する神智学の教えは日本全国の人々の間にさらなる広まりを見せている。
田中恵美子神智学協会ニッポン・ロッジ初代代表は、1971年から1995年まで代表をつとめ、その後、日本に長年住まわれて、日本語に非常に堪能であった米国人、ジェフ・クラーク氏が1996年から2003年まで神智学協会ニッポン・ロッジ第二代代表をつとめた。2004年から2007年は、高橋直継氏が神智学協会ニッポン・ロッジ第三代代表をつとめている。
2003年、神智学ニッポン・ロッジは、綜合ヨガ・竜王会から完全に独立し、神智学協会(本部 インド、アデイヤール)の完全な下部の団体組織となる。
現在、神智学協会ニッポン・ロッジは、神智学協会の推奨する神智学の教えを日本に広めることを目的として、機関紙『神智学徒 日本版』にての神智学文献の翻訳掲載発行、神智学協会ニッポン・ロッジ出版部と各出版社からの神智学の書籍の翻訳出版活動、インド・欧米の神智学協会の神智学者を招いての講演活動、一般公開の集いを日本の全国各地で積極的に行い、日本の精神世界・神秘学・神聖科学の学徒の霊性向上に貢献すべく、霊性啓発活動をおこなっている。
神智学教会ニッポン・ロッジ活動年表
1971年 「神智学協会ニツポン・ロッジ」が綜合ヨガ・竜王会内に内部部門として設立される。田中恵美子綜合ヨガ・竜王会会長が、神智学協会ニッポン・ロッジ初代代表に就任
1885年 ラーダ・バーニア神智学協会インド国際総本部第七代会長、来日講演
1986年 ジョイ・ミルズ米国神智学大学校長、来日講演
1995年 田中恵美子、神智学ニッポン・ロッジ初代代表、没す
1996年 ジェフ・クラーク氏、神智学ニッポン・ロッジ第二代代表に就任
1998年 ヴィンセント・ハオチン、神智学フィリピン支部代表、第二回目の来日講演
1999年 ルベン・カビグティン神智学協会米国支部・認定神智学講師、来日講演
2000年 ラーダ・バーニア神智学協会インド国際総本部第七代会長、来日講演
2003年 神智学協会ニッポン・ロッジは綜合ヨガ・竜王会から完全に分かれ、神智学協会(ザ・セオソフィカル・ソサイアティ 本部インド アディヤール)の完全な下部組織となる。
2003年 神智学協会ニッポン・ロッジ機関紙『神智学徒 日本版』発行開始
2003年 ラーダ・バーニア神智学協会インド国際総本部第七代会長、第三回目の来日講演
2003年 『ほかに道なし』ラーダ・バーニア神智学協会インド国際総本部第七代会長著作を翻訳発行
2004年 高橋直継氏、神智学ニッポン・ロッジ第三代代表に就任
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